2012/03/12

昨日、九谷焼美術館に行ってきた。

正確な足取りは
小松うどん→片山津総湯近くの足湯→九谷焼美術館→可非珈琲
といった感じ。

小松うどんのお店には11時半くらいに着いたのだけど、すでに盛況でした。

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先輩のおすすめの野菜天ぷらとざるうどん。600円はお安い。

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多すぎず厚すぎずの野菜の天ぷらは、ざるうどんとのバランスが絶妙でした。
さくさくと軽めだけど、野菜の甘みを感じられて、こりゃ旨い。

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小松うどんって、少し細めですなんですね。
つるりとした舌触りで食べやすい。つゆは少し甘めの濃いめ。おろし生姜で中和します。

お惣菜も食べたかったのですが、うどんの量がわかりかねたので、ぐっと我慢しました。
案の定、うどんでおなかいっぱいになりました。冷たい麺はちょっと苦手で...

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その後立ち寄った片山津の足湯は、ここ
ちょうどいい湯加減で、しばしぼけーっと。


いやいやこれではいけないと、九谷焼美術館へと。
無料ガイドさんをお願いしたところ、御年75歳のベテランのおじいさまに案内していただき、恐縮しました。

45分の予定のところを、1時間15分ほど熱弁していただきました。
説明の内容はもちろんですが、九谷焼を愛し守ろうとしている方の思いを聞けたことは大変意義深かったです。

忘れないうちに少しメモしておくと...

加賀百万石の前田利家の子利常の子が、大聖寺藩と富山藩に分家。
大聖寺藩の藩主前田利常の三男利治は、石高十万石の約1割をつぎこみ、九谷焼を育てた。
このときの九谷焼は、商業的な意図ではなく、大名たちの需要を満たす物として、また贈答品としての意味あいが強かった。
その後財政難から、50年程度で一度は下火になる。ここまでが古九谷。

なんかそんな感じだった気がする。

古九谷は生地がまだ粗雑で、これを隠すために、全体を埋め尽くすように柄が描かれた。
このときの線はまだ荒々しく、黄色と緑を中心に、べったりと、しかしどことなくモダンで大胆な柄が描かれている...

なーんてな。

九谷焼の歴史は少しわかったけど、製法に関してはほとんど触れられなかったのが、ちょっと残念。

そして、元々のお目当ての2階のカフェ&ギャラリーでお茶。
珈琲を飲む予定が、抹茶に惹かれてしまいました。
天気がよければ最高だったのですが、ちょうどお茶の時間に限ってあいにくの大雨でした。

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本当はこの後金沢に帰って年明け初(オイ)のプールの予定だったのですが、行きがけに見えた可非珈琲の看板が気になって、無理を行って寄ってもらいました。
美術館から車で15分かかっていないと思います。

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可非ブレンド。
マイルドでアメリカンかと思うほど。
あとはうどんだけだとやはり小腹が空いて、ピザトーストも。
他にも、ケーキやウィンナーコーヒーも美味しそうでした。

マイボトルを持参すると200円で入れてくれるのだとか。

たまにはショートトリップ。良いですね。

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