そういえば昨年末からいくつか映画を観ていたのを、書き留めていなかったので、まとめて。
昨夜録画した『パイレーツオフカリビアン3』もまだ観ていなかったから、観るのが楽しみです。
『カールじいさんの空飛ぶ家』 ★★★★★
後半、あんなにアドベンチャーだと思っていなくて、ちょっとびっくりしました。
が、大切なのは「思い出の箱」じゃなくて、まさに生きている「今」であって、そこからの脱却をそこで描いているのだと言われれば、確かにそのとおりであるなあと。
開始10分くらいの、短時間で夫婦の歴史を描く手法は、さすが。圧巻です。
この映画はあのシーンがすべてと言っても過言ではないような。
今にして思えば、たくさんの風船が解き放たれるシーンは、CMでは見たくなかったな。
劇場で初めて見て、あっと言いたかった。
1/17
『パブリック・エネミーズ』 ★★☆☆☆
ジョニー・デップはかっこいいけれど、この映画が何を伝えたかったのかが、いまいちわからなかった。
男の生き様。以上、って感じでした。
3/07
『インビクタス 負けざる者たち』 ★★★★★
アパルトヘイト撤廃直後の国を、本当の意味でまとめようとした、南ア・マンデラ大統領の自伝を映画化。
「波及」。
一見国家統治とは何の関係なさそうにも見えるラグビー。
けれど、大統領がユニフォームを着てヘリで練習場へ駆けつけ、ひとりひとりの名前を呼び、握手をしたということが、どんなに選手たちを勇気づけることだろう。
その選手の姿が、どんなにか国民を盛り上げることだろう。
モーガン・フリーマン演じる大統領も、マット・デイモン演じるラグビーチームのキャプテンも、決して多くを語ったわけではない。
リーダーが、みんなを信じ、激励し、その偉大な背中を見せるとき、みんなに与える影響は、本当に大きい。
人の上に立つ人は、観るといいと思う。
それから、最高潮の盛り上がりの中、飛行機のシーンも、びびった後ぐっときます。
読後感ならぬ鑑賞後感が、なんともいえず爽やかでありがたみ溢れる感じです。
クリント・イーストウッドの映画をもっと見てみたくなりました。
3/22
『プリンセスと魔法のキス(吹き替え)』 ★★★★☆
オチは予測できるものの、やっぱり泣いてしまう。
だめだめな王子様が愛に目覚め星に向かってプロポーズの練習をするシーン、それからホタルのレイががんばるシーン。
主人公が汗水垂らして働いている姿もよく描かれていて、これまでの王道プリンセスストーリーよりも親しみを持って観られたのもグー。
ミュージカル部分も含め、吹き替えでも十分楽しめました。
シャーロットが突然良い人になっている部分、ちょっと納得がいかなかったので、カールじいさんよりは星を下げるということで。
2010/03/22
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